マレーシア在住の人は良く知っているGrabタクシー。安くて、便利でどこに行くのもグラブタクシーです。マレーシア在住の方は「グラブ」と呼びます。
マレーシアのグラブアプリでシンガポールでも使えますが、シンガポールは子連れだとかなり事情が違います。
子連れ旅行される方は、ご注意くださいね。
グラブタクシーって
グラブタクシーは東南アジアで急速に広まっている配車アプリのひとつです。世界的にはUberが有名でしょうか。
マレーシアも以前はUberとGrabの両方が混在していましたが、2018年よりUberは東南アジアから撤退しGrabのみが使えます。
もちろんこのGrabはシンガポールでも使えます。マレーシアで登録したアプリでもシンガポールで使えますので、ご安心ください。
日本からの旅行者の方は、日本で登録されてから来ることをお勧めします。
チャイルドシートの義務
シンガポールでは135cm以下の子供にはチャイルドシート着用の義務があり、これはグラブタクシーも適用されます。
日本語で説明しますと。
1-3歳かつ100cm以下のお子様ははチャイルドシートを装備してください。+SGD5です。
4-7歳かつ100-135cm間のブースターシートを装備してください。+SGD2です。
チャイルドシートとブースターシートは実際にシンガポールで使いました。運転手さんがセッティングまでしてくれます。
チャイルドシート付のタクシーを選ぶ
チャイルドシートを旅行に持っていけない!と思われる方もいるかと思います。
大丈夫です。シンガポールのグラブにはチャイルド付きのタクシーが選べます。
Grab Family といいますが、アプリ内ではkids Friendly となっています。
実際にkids Friendlyを呼んだ時のアプリ表示画面です。
この時はOrange Grove Rdからチャンギ空港に行こうとしています。(Orange Grove Rdはシンガポールの中心地オーチャード通りに近いです。中心地から空港にいく場合は、大体ですがこの金額を参考にしてください。)
まず現在地と目的場所を設定すると、【Suggested Ride】ご提案乗車が出てきます。大人二人の場合は【Just Grab】SGD25 を選択しましょう。
子連れの場合は、 【Suggested Ride】 の隣にある 【View All】をタッチ。すると以下の画面が出てきます。
スクロールダウンしていくと【Kids Friendly】が出てきます。子供の年齢で金額が変わりますね。
【Kids Friendly】 のすぐ下GrabFamily (Age1-3)だとSGD30。
もう一つしたの GrabFamily (Age4-7)だとSGD27。
Kids Friendly を選択したら、あとは 【Book Just Grab】 を押してタクシーを待ちます。
Grab Family を選択しないと、最悪の場合乗車拒否されます。シンガポールは監視カメラ国家なので、交通違反等は全て把握されてしまうと、グラブドライバーは言ってました。
もちろん違反をするとグラブドライバーさんが罰則(罰金かな?)を受けてしまうのです。
チャイルドシートが要らないタクシー
一度、ION オーチャードモールから通常のタクシーに乗る機会がありました。メータータクシーです。
通常のタクシーはチャイルドシートの義務はない様です。
このタクシードライバーさんがから聞いた話ですが、通常のタクシーは経験や特別講習、特別な登録をしているので、子どもが乗車してもチャイルドシートの義務はないそう。
因みに通常のタクシーを滞在先まで呼びたい時はComfort DelGro Bookingのアプリを使ってみてください。インド人Pちゃんのお姉さんが実際にシンガポールで使ってました。 マレーシアでは使った事がないアプリです。
(おまけ)マレーシアのチャイルドシート事情
マレーシアはチャイルドシート義務はゆるーいです。社内で子供が前の座席、後ろの座席を行き来してしまうような状態です。
マレーシアは交通事故が多いのは事実。 事故率は日本の3倍ともいわれています。
やっとマレーシアでは2020年より、個人所有の車両を対象にチャイルドシートの着用が義務化されるようです。たぶんグラブタクシーも義務化されるのでは。
2019年現在のGrabでもチャイルドシートは必要なく乗れます。そもそもアプリ内でチャイルドシートを選ぶ項目がありません。また2020年にグラブ事情は更新したいと思います。
まとめ
特にマレーシアからシンガポールに行く方は驚かれるでしょうか。
Grabタクシーも国によって法律が変わると、アプリもそれに合わせて変動しています。
お子さん連れのかたは特に注意してGrab利用されてくださいね。
楽しいシンガポール旅行を!