新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて2021年12月、16日間という短い期間でしたが一時帰国していました。日本の家族とは2年ぶりの再開になります。16日のうち14日間は自宅待機期間でしたが、帰国できてよかったと思います。オミクロンという新しいタイプのコロナが2021年11月下旬出現してしまい、一時帰国出来るか危うい状態でした。日本にいる家族の了承の得て、今回帰国出来た事はラッキーでした。
2022年1月に日本では感染者拡大してしまい、1日6000人となっています。1月帰国だったら中止していたかもしれません。何事もタイミングが大事…
なぜこんなに短い滞在期間かというと、まぁ【会社をそんなに休めない】のが一番ですね。私しか出来ない業務が多々あり、滞る…。そして、マレーシアに戻ってからも1週間は隔離期間がありトータルすると1か月ほどの休みになってしまうからです。
でも今回の滞在の目的としては、1.日本の家族に会う 2.臨月中の実妹の出産待機→新生児の初合わせ という2つがありました。なので、自宅隔離が大半でも帰国しよう!と決めていました。
ここからのブログ内容ですが、一連の流れは、ほかのブロガーさんが丁寧にわかりやすく書かれているので、省略です。4歳児をかかえた私が出来る範囲で節約しながら、一時帰国でかかった費用やPCRテストの場所など、紹介していきます。時折、注意点と日本での一時帰国中の隔離ハプニングも含めてお話していきます。
2021年12月の情報です。この時はマレーシアでのMy Travel Passや、日本でのホテル隔離はありませんでした。一時帰国は私と息子(4歳)のみです。インド人夫はインド出張中でした。
最新の情報はご自身でアップデートをお願いいたします。
一時帰国のためのPCRテスト
マレーシアからの準備をお話します。まずは一時帰国のための陰性証明書が必要です。日系のクリニックさんで取得されるかたが多いようですが、RM400/一人。金額は高いですが、日本語で対応してくれるので安心感はありますね。
私はもう少し手頃な金額で探しました。その中でPantai hospital(Bangsar)は対応がよかったです。まず、 Pantai hospital の問い合わせメール(英語)をしましたが、すぐに返信がきました。
Pantai hospital(Bangsar) では陰性証明書付でRM220。事前予約は特にいらず、時間内に来てください!とのことでした。注意したいのですが、ここは渡航専用の検査場ですので、一般での検査は受けられませんという注意メールはもらいました。場所は以下です。
場所: Block B, Level 3
営業時間:Monday to Friday
Morning session between 10.00 am – 12.30 noon
Afternoon session between 14.30 pm – 16.00 pm(Please arrive before 15.30pm for afternoon session)
当日は息子と2人で15時くらいに到着しました。待ち時間も合わせて30分くらいで終了。持ち物はパスポート、陰性証明書の印刷した用紙(人数分)、ペンもあったほうがいいです。
次の日に原本を取りに来るように言われました。日本人は皆さん、原本を取りにくるようです。日本人対応慣れているようでサクサクと指示してくれます。翌日に同じカウンターに行くと無事陰性証明書は取得できました。
マレーシア側から用意するものはこれだけ。
マレーシア出発
私たちはANA便で朝8時に出発です。朝6時にはKLIAへ到着していたい。早朝なので、Grabを予約しようとしたら、今ってGrabの予約機能はないんすかね?予約ができません…。出発時にGrabを探せるか、探せないかというギャンブルは避けたい…。そこで日本人のお友達に教えてもらったエアポートタクシー。ここも対応はよかったです。http://malaysianairporttaxi.com/
Whatsapp するとすぐに連絡がきて、自宅の住所、飛行機の時間、乗車人数、荷物の個数から金額を出してくれます。ちなみに私はSubang Jaya出発、朝5時出発、乗車2名、2つのバッグで95RM(早朝料金込み)でした。
ドライバーの連絡先も念のため事前にゲットできました。出発時間の10分前には自宅付近に待機していたようで、朝5時ぴったりにコンドミニアムへ来てくれました。
空港にはかなり早めに到着。ANAの手続きレーンにはかなり人がいました。カウンターではパスポートと陰性証明書のチェックです。このあたりは陰性証明チェックだけが追加になった形で、あとは通常です。
成田空港到着
15時45分定刻に成田空港到着。そして入国ゲートにでれたのは19時半でした。成田空港での所要時間は3時間半ですね。降りてからが長かったです。コロナ検査ですが、私は唾液検査。息子は唾液がうまく出せないので、喉と鼻だったかな?の検査でした。この結果が中々出ず、1時間くらい待っていた気がします。
これからフライトを予約される方、特に子連れの方は日本への到着時間ではなく、入国ゲートにいつ出れるか、を考慮されたほうがいいと思います。
飛行機内で入国時に必要な書類を4セットくらいもらうので、クリアファイルは持参したほうがいいです。たびたび職員に見せることがあります。
あとは、特記事項としては荷物レーンはすべて止まっており、荷物が乗って待っている状態でした。免疫探知犬にチェックされた事くらいでしょうか。
ゲートを出てからの移動手段ですが、私は東京在住ですので、実父が自家用車で迎えに来てくれました。ずいぶん早く到着してしまったようで、待つところがあったか?と聞いたところ、マクドナルドとスタバくらいしか時間を潰せる場所がなかったようです。もちろん待合いイスはあるようですが、成田空港で食事を考えている方は気を付けたほうがよさそうです。
自宅隔離でのハプニング
さて無事に実家へ到着しました。もうかなり遅くなってました。到着日は隔離0日のカウントをします。
翌日から隔離期間の開始。最初の3日間は対応率60%くらい。スマホもずっと見ているわけではないし、着信がなっても短い時間だったので、取れなかった!なんていうのが多々ありました。4日目以降になると、お昼くらいに来るかな~なんで傾向がわかるようになってきたので、対応率90%くらいにあがったと思います。
そして予期していなかった事が起きました。隔離生活8日目、お昼の12:15。インターホンが鳴り、玄関前で見知らぬ男性が立ってます。防寒着にヘルメット、もちろんマスクも。そして首にかけている社員証のようなものを提示しようとしています。
恐る恐る対応すると、その方はALSOKさんで、政府から依頼を受けて自宅隔離者が在宅しているか確認しに来ました。インターホン越しに、私の生年月日のみを確認して帰られていきました。帰る前に少しだけその方とお話をすると、隔離者全員ではなくランダムで在宅確認をしているとのこと。私はそのランダムに選ばれた模様。本帰国した友達からもそんな話は聞いた事がなかったので驚きました。そしてポスト投函されていた書類。
こういう事もあるようですので、これから帰国される方はご注意ください。怪しくみえたんですが、ちゃんとお仕事でこられてます!笑
マレーシアへ出発に向けて‐自宅隔離申請
楽しい時間も束の間、帰る日は近づいてきます。
出発の10日前からマレーシアへ戻るためにマレーシアでの自宅隔離申請ができるようになります。(自宅がない方はホテル隔離になります)
https://hso.moh.gov.my/outbreak-portal-hqa/index
このサイトから入り、Apply Now からスタートです。添付ファイルですが、
- IDENTIFICATION DOCUMENTS→パスポートの顔写真ページ
- VACCINATION DOCUMENTS→MySejahteraのワクチン証明書PDF
- TRAVEL DOCUMENT (FLIGHT/FERRY TICKET)→フライトE-ticket
このくらいでしたかね。OTHER ADDITIONAL DOCUMENTSにお持ちのVISAを添付してもいいかもしれません。私はしませんでしたが。
あとインド人夫が同居人でいたので、Total Number of Occupant(s) (Travellers Not Included)には1人を入れましたが、無事隔離申請書は承認されました。
ただし、3日営業日内で完了とありましたが、実際は出発の2日前(申請してから7日)に完了しています。全然連絡がこなくて冷や冷やしました。
マレーシアへ出発に向けて‐PCR検査
さてマレーシアへ戻るが迫ってきました。3日前以内にPCR検査をしなければいけません。最初は成田空港に早くついて、成田空港のPCR検査場でやろうと思ってました。ここの費用は一人3万円。最短3時間くらいで結果が出るようなので、前日まで予定がびっしりのある方は出発当日に受けても便利です。
もっとお手頃のところはないか…ありました。新宿にあるチームメディカル新宿 さん。https://www.team-medical.or.jp/location/shinjuku/ 一人16,000円で英語の陰性証明書が付きます。陰性証明書はメールで送ってくれるので、1度行けば終わりです。出発2日前に新宿へ寄る用事があったのでコチラにしました。ちなみに電話で日程変更もしましたが、追加料金なく変更してくれました。
場所は西武新宿駅の地下2階です。新宿プリンスホテルを目指していって、ホテル受付のちょうど真下の位置にあります。看板が出ていなくて探しづらいのですが、ホテルスタッフに聞いたらすぐ教えてくれました。
事前に支払いとパスポートナンバー等の入力をしていくと、ここでの所要時間は10分程度です。検査結果は当日の4時間後にメールにて送付してくれます。
マレーシア入国
さてさてマレーシアに戻る日です。真夜中にKLIA到着予定です。私の便は出発日にマレーシアに着陸しましたが、日付を超えて、空港内でMySejahtera でQRコードを読み取った日が1日目とカウントされました。
マレーシアでは対応がとても早く、飛行機が着陸してから1時間15分で入国ゲートに出れました。中でも時間がかかったのは空港内で行うPCR検査の支払いでした。ここで30分ほど待ちました。事前払いの人はサクサク入国していくので、先に支払いは済ませておいたほうがいいです。
事前支払い方法はMy safe travel で調べてみてください。空港内ではスタッフがいますので、その場でも支払いはできます。ただ支払い作業だけでなく、名前、パスポート、自宅の住所なども記入しているようで時間がかかったようです。
マレーシアは空港での検査結果が出る前に空港から出れます。すぐにタクシードライバーがいるので、値段交渉をして帰路へ着きました。ちなみにこの時はRM150のタクシー代でした。荷物4つ、乗車人数2人、深夜2時出発、Subang Jaya 方面。通常より高いけど、眠いし交渉する気力がなかったので、OKとしました。(通常空港からsubang Jaya方面は60RMくらい、相場を知っているって大事ですね)
マレーシア自宅隔離5日目
この日はPCR検査を受けるために、久々の外出です。空港でもらった用紙にQRコードが乗っています。 QRコード を開くと自宅住所の管轄の電話番号が乗っていますので、番号を登録してWhatsappでメッセージを送信してみてください。そのメッセージ内容にPCR TESTは民間でも政府機関でもどちらでもよいと書いてあります。
私が知っているPCR検査の最安値はBP HealthCare という専門の検査場です。マレーシア各地にあるので最寄りのセンターを探してみてください。
ネットにて事前支払いをしますが、検査はWalk-In RT-PCRを選んでください。喉と鼻の両方の検査となります。通常RM240ですがPromotion code を入れるとRM160に値引きされます。Promotion code は”TAKAFUL”で試してみてください。
この結果は4時間後に連絡がきます。BPのいいところはMy sejahateraへのPCR検査結果がアップデートされるのが早い点です。
マレーシア自宅隔離8日目
自宅隔離6日目にリストバンドをカットする政府機関の案内がありました。(私が5日目の時点でどこでリストバンド切るの?とメッセージしたからなのか、6日目に自動的にくるのか定かではないです)
因みに私はSubang Jaya在住ですと、Wisma SAHOCA(Ss6, Petaling Jaya)に出向くようです。持って行ったものはパスポート、自宅隔離申請書、リストバンド(腕についてる)、2回目のPCRテスト(メールで見せてもOK)あとはスマホのMySejahtera。
Wisma SAHOCA の施設は駐車場にテーブルが並べられていて…といった簡素なつくりでした。スタッフの方がMySejahteraを確認してくれてリストバンドを切る流れになります。所要時間5分。
晴れて自由の身となりました。息子4歳はまだワクチン接種しておりませんが、大人と同じ期間の7日間の自宅隔離となりました。
追加でやっていたほうがいいこと
コンドミニアムのマネジメントに連絡をしました。1つめの問題がごみ捨て。玄関からは一歩も出れませんので、コンドミニアムの掃除の人が玄関前に臨時でごみ捨てBOXを置いてくれました。
2つめはスーパーや食事のデリバリー。共同玄関までしかデリバリーは持ってきてくれません。共同玄関から私の住んでいる部屋まではセキュリティーの人が持ってきてくれました。
まとめ
総額をまとめてみます。私と息子4歳の2人分になります。
項目 | マレーシアリンギット(1RM=¥27) | 日本円 (1=RM0.037) |
飛行機代 | RM6,319 | ¥170,613 |
出国前PCR(Pantai) | RM 440 (RM220x2) | ¥ 11,880 |
Airport Taxi to 空港 | RM 95 | ¥ 2,565 |
入国前PCR(新宿) | RM1,184 | ¥ 32,000(¥16,000 x 2) |
入国前PCR(KLIA) | RM 500(RM250 x 2) | ¥13,500 |
Airport Taxi to 自宅 | RM 150 | ¥ 4,050 |
マレーシア5日目PCR | RM 320(RM160 x 2) | ¥ 8,640 |
合計金額 | RM 9,008 | ¥243,248 |
合計金額RM9,008のうちPCR検査代がRM2,444(¥66,000) 。仕方のない出費ですが、PCR検査の金額でいろいろできなぁと思ってしまいます。息子は鼻ぐりぐり(←PCRの事)はもうやりたくないと、鼻ぐりぐりという単語だけで鼻を手で隠してます。大人で鼻ぐりぐり辛いですからね。一時帰国だけで最低5回は必要です。
一時帰国が2021年の一大イベントとなってしまいました。コロナ前でしたら、日本へサクッと帰国、インドへサクッと帰国ができたのですがね。2022年はもっと自由に帰国できるといいなっと願っております。
そして冒頭で申しました実妹の出産ですが、無事女の子が誕生しました。残念ながら、私たちの出発の次の日に退院だったので実際に会う事はできませんでした。ベビーちゃんに会うためにも2022年の一時帰国を今から計画しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。誰かのお役に立てれば幸いでございます。