マレーシアで現地採用として働いて合計4年が経ちました。
(一度マレーシア国内で転職しており、前の会社1.5年&現在の会社2.5年です)
ここからは海外で現地採用で働くメリット、デメリットをお話ししていきます。
あくまでも私の経験上のお話です。他の会社さんにより変わってくるかと思います。
デメリット
・給料が安い。
これに尽きるでしょう。
マレーシアで働く外国人最低給料は(RM5000、日本円で15万円弱くらい)でしょうか。2019年現在。
職歴や資格、英語のスキル等で、もっとお給料が高い人はいます。
ちなみにエンジニアはもう少し上乗せされます。
あまり英語ができず、初めてマレーシアで働く人はこの給与からスタートする方が多いかな。
・退職金が期待できない。
現地採用はいわゆる契約社員です。
就労ビザを取得の度に更新、という形になるかと思います。
前の会社を辞める時、短い勤務期間ではありましたが、すこしばかり退職金はでました。
(会社都合だったのも関係するのかもしれません)
・時短という制度がない
小さい子供がいながらフルタイムで働くローカルのママさんは多いです。
時短という制度はありません。職場復帰してからフルで働くのが現状です。
それが出来るのも、ご両親(祖父母)が近くに住んでいるのが大きいです。
勿論祖父母が近くに住んでいないご家庭もあります。
そういう場合はナーサリー(保育園)です。
通常保育園は朝7時半~夕方6時半まで預かってくれます。
メリット
・通勤が辛くない
日本(東京)にいる時は勤務地まで2時間弱かけて通っていました。
満員電車に揺られ、通勤で体力の半分を消耗していました。
それが今マレーシアでは車で25分。ずいぶん楽になりました。
・退社時間が気まずくない
これ、かなりのストレス軽減されます。
就業のベルがなると、みんなパソコンを閉じてサッっと帰ります。
就業時間が過ぎているので、当たり前の事なんですが
冷たい視線で見られることはないです。
・緊急の休みを取りやすい
ウシの子供はまだ小さいです。
ナーサリー(保育園)に通い始めの頃、毎月、熱を出して休んでいました。
共働き、私たちの両親も近くにいないので、私たち2人で乗り越えないといけません。
この場合 私たちは1日づつ交代で休む事にしています。
このような子供の病気等で、緊急の休みを取る事は多くありました。
お休みした次の日、申し訳ない気持ちで出社すると、
「Baby is OK ?」
こんな会話をよくしてくれます。
マレーシアでは「子供の病気なら、仕方ないね」で済みます。
まとめ
良いところも悪いところも、海外で働いてみて分かったことです。
日本人がマレーシア人の雇用を奪って働かせてもらっている!
ということは、忘れずにしたいと思います。