マレーシアLIFE

世界のロックダウン2

世界のロックダウン第2回目です。前回は3月末頃にブログを書きました。現在6月中旬。あれから2か月半経ちましたが、各国の様子はずいぶん差が出てきています。

今回もマレーシア、日本、インドの状況を比べてみたいと思います。

情報源は

  • マレーシアに関してはウシ家族が在住しているので直接感じた事
  • 日本に関してはウシの実家(東京)より
  • インドに関してはインド人夫の親戚より

マレーシアの状況

さてさて条件付きロックダウン中のマレーシアですが、私の会社は出勤1か月を迎えようとしてます。

この1か月のうちに一番に心配していたハリラヤ(イスラム教の最大のお祝い)が5月24、25日にありました。

通常、イスラム教の方はこのハリラヤの時に自分の故郷へ帰って、家族や親せき達と集まりお祝いをします。土日祝日を合わせると毎年4日前後のホリデーシーズンです。

イスラム教の人達も今年は政府から県をまたぐ移動は禁止されているので、故郷には戻れず。なんとも寂しいお祝いだったのかと。とはいっても花火はバンバン上がってました。この花火、個人宅からも上げるので、いろんなところでバンバン音がします。

州の移動禁止があってか、一番心配していたハリラヤ明けもコロナの新規感染者はそれほど増加せず済みました。大体40人くらい。たまに大きな増加(200人オーバー)がある時は刑務所などの収容施設でクラスターを起こしているようです。

普通の生活を送っている人たちの感染者は、ここのところ一桁代を維持しています。それを受けてマレーシア政府は6月10日からRMCOといって回復へ向かうロックダウンを宣言しています。これによって理髪店、国内旅行などがOKになりました。(美容院はカラーはNG、カットと洗髪のみ…のような条件付きです)大人は通常通りの生活に70%戻った感じです。

子供にとってはショッピングモールに入店できない事や、学校も始まる宣言が出ていないので、まだまだ不便があります。

総合的にみるとマレーシアはコントロール下にあるなと感心しています。

日本の状況

日本も緊急事態宣言が出されて、数週間自粛生活が続いてましたね。東京在住の母もスーパーマーケットには行けるが、そこしか開いてない、つまらないと言ってました。

が!日本も感染者は少なくコントロール下にあるのかな。

といっても、まだ国境は超えられないので、マレーシアに行く事も出来ず、孫(U太郎)に会うのは来年かも…と残念がってますがね。

インドの状況

日に日に悪化しています。6月9日現在、新規感染者は9800人以上。これ、一日の新規者ですよ!

特に夫のホームタウンであるムンバイはインドの中でも感染者が一番多いです。経済都市であり、人口密度はインドの中でもMAXレベル。

義両親が住むエリアでは、とうとう完全ロックダウンが施行されました。食料品も買いに行けない状況が5日間ありました。食料を蓄えて5日間辛抱しましたが、それを行ってもまだ増加し続けている。

そんななか、バッタの大量発生で更なる被害がでています。このバッタ、緑色ではなく茶色。そして日本のバッタよりも大きいサイズです。動画をみましたが、物凄く気持ち悪い。動画を見始めた時に鳥の大群が飛んでるように見えましたが、全部バッタでした。

インド政府も農薬を散布したりしてますが、バッタの大群に農作物を食べつくされてしまった模様。ムンバイには直接被害はなかったようですが、コロナの状況下で食料供給が不足しているなか、更なる食料ダメージはあったかと思われます。

こんな異常事態は30年ぶりだそうで、なんでコロナの年に来てしまったか…

やはり貧困層はお金がなくなってしまったようで、政府から食料が供給されてますが、長蛇の列でいつも待っている状況だと。

インド政府もこれ以上経済は止めるのは限界だと、活動を再開させました。まだ感染者が増加傾向にありますが、模索しながら進めている模様。

色々難しいですね。

まとめ

ワクチンや薬が開発されても、まだまだ日本帰国、インド帰国は難しそうですね。特にインドは来年も難しいかと。超貧困層まで薬が流通するのはずっと先でしょう。

マレーシアも活動再開してますが、やはり個人の衛生レベルはロックダウンのままで維持していきたいと思います。

Take care

ABOUT ME
ushi
マレーシア移住11年目、東京出身の30代後半。夫はインドのムンバイ出身。マレーシアで語学留学、マレーシアで就職&転職、マレーシアで妊娠出産、そして子育てをしている働くママです。
ランキングに参加してます。クリックしてもらえると嬉しいです。