こんにちは。マレーシアの首都クアラルンプール在住のウシです。
お友達に誘っていただき、Zoo Campしてきました。その名の通り、動物園でテントを作って、そこでキャンプするという事です。
マレーシアのZooと言えば、Zoo Negara Malaysia(ズー ネガラ)という国立動物園になります。
申し込み方法
今回はお友達が企画してくれてZoo側と直接調整してくれました。特別日の開催でした。
通常の申し込みでZoo Campするとなると以下のサイトからチケット購入できるようです。
https://www.ticket2u.com.my/event/31500/zoo-camp-zoo-negara
2023年だと以下の日程
- 2023年11月18日(Sat)&19日(Sun)
- 2023年12月30日(Sat)&31日(Sun)
11月はもう完売になってますが画面はこんな感じ。金額は大人も子供もRM122と同額です。 とても人気なので、早めの予約が良さそうです。
概要とスケジュール
まずはスケジュール。土日で開催されました。
DAY1 (土曜日) | |
4:00 pm | 参加者集合(駐車場) |
4:30 pm | 全体説明、テントと寝袋の配布 |
5:00 pm | テント張り |
7:00 pm | 夕ご飯、キャンプファイヤー開始 |
8:00 pm | ナイトウォーク |
10:00 pm | 休憩(シャワータイム) |
11:00 pm | 就寝 |
DAY2 (日曜日) | |
7:00 am | 起床、朝食 テントをたたむ、荷物詰め (車に置きに行く) |
8:00 am | 野生動物保護活動 |
11:00 am | アニマルショー |
11:30 am | 終了式と修了書受領式 |
12:00 pm | 終了、動物園へGO |
以上の予定表が組まれてますが、実際も大体スケジュールに沿ってます。
4:00pm 参加者集合と駐車場
集合場所は正門ではなく、駐車場Bというところになります。駐車場Bの入り口はPintu5/5番です。 とても分かりづらいといういいますか、ゲートは閉まっているし入り口前でワゴン車のアイスクリーム屋さんが陣取ってます。笑
係りの人にZoo Campと伝えるとゲートを開けてくれます。ここで、駐車場代10RMをお支払いです。
4:30pm 全体説明、テントと寝袋の配布
駐車場Bの入り口から動物園内に入ると、左手に白い建物が見えます。ここ建物内でも数名のスタッフが待機しているので、名前の確認、そしてテントと人数分の寝袋を受け取ります。
4:45pm テント会場へ移動
一般のお客さんが帰る時間のころに、私たちは入場しているので、進行方向を逆走している形になります。
スタッフさんが誘導してくれますので、動物を見つつ進まなければいけません。
大人はテントなどの大荷物を持ちながら…早く目的地まで行きたい vs 子供は動物を見つけてはストップ!見つけてはストップ!するので、親御さんの「○○君、行くよ~」との声がいたるところで聞こえます…笑
5:00pm テント張り
広場まで到着して、まずスタッフさんがテントの組み立て方をレクチャーしてくれます。
それから各自広がってテントを組み立て。とても簡単で10分弱で組み立てることができます。テントは4人まで入れるようで、5人家族の場合は2つテントを広げることになります。
色々自分たちで持ち込んだレジャーシート、ジョイントパット、簡易テーブルやらを使って心地よいテントにしていきます。
この後午後7時のまでは自由時間。子供達はだるまさんが転んだ!や鬼ごっこしておりました。マレーシアの午後7時はまだ日が沈んでいないので明るいのです。
7:00pm 夕ご飯、キャンプファイヤー開始
施設側からごはんが配られます。一人づつのお弁当とパン、そしてお水2本。お弁当はフライドチキン、お米そしてサラダ。サンバル(マレーシアの甘辛いソース)付き。
子供にはふりかけとかあるといいかもしれませんね。息子はパンを良く食べてました。
今回のグループはお友達同士のつながりだったので、マレー人も日本人もみんなで集まってご飯を食べました。
キャンプファイヤーもトイレ近くに施設側が準備してくれます。
8:00pm ナイトウォーク
お待ちかねのナイトウォークです。この時間はすでに真っ暗です。スタッフの人が2グループに分かれるように指示をくれます。私たちはヘッドライトをつけて動物園内を歩きます。
動物園には街頭はないので、持参したヘッドライトが重要になってきます。
90分くらい歩いたでしょうか。途中に爬虫類館へ寄り(クーラーついてました、涼しい~、生き返る~)、ヘビを触って、首に巻いてもらったりと触れ合いもありました。
9:30pm シャワータイム
ナイトウォークが終わり、汗だくで帰ってきました。
シャワールームも一応完備されていますが、完全水シャワーです。
シャンプーとか付けず、ササッと洗い流すくらいでないと、日本人はシャワー後寒いかも。ロングヘアーの私は髪を洗うのを諦めました。ドライシャンプーを持って行ってよかった!(ドライシャンプーはWatsonなどのドラッグストアで売ってます)
足元もビーチサンダル履きながらしたほうが良いです。
10:00pm テントで就寝
寝袋に入るにはやはり暑すぎたので、寝袋の上で寝ました。卓上ファンを持って行ってよかったです。
ですが、明け方はやはり寒いと感じる気温(多分25℃以下かな)になったので、そこで寝袋に入りました。
テントの寝心地は…厚めのレジャーシートと寝袋だけですと、地面がレンガを引き詰めた広場なのでやはり硬かったです。持ち込んだタオルケットを枕代わりにして寝ました。
こういうマットレスがあったほうが良いです。結構、枕も重要。
今回は雨は降りませんでしたが、もし大雨の場合は、広場近くのお祈り部屋に移動して寝てもいいとの、施設側からの説明がありました。この場合は雑魚寝になるようです。
7:00am 起床
早く起きた子から、各テントを回って「○○君、おはよ~、あそぼ~」と。もちろん、ナイロンのテントなので、防音性は全くなく…笑
朝起きたら、すでに朝ごはんの準備がされていました。朝ごはんはミーフンゴレン。マレーシアの定番の朝ごはん。ちょっと辛いですね。飲み物はマイロ(日本でいうミロ)の用意がありました。
朝食が済んだら、テントを自分でたたんで、最初の白い建物に戻しに行きます。持参した荷物も車に置きに行きます。
手元(広場に置いておく)に残るのは、貴重品と飲み物くらいです。
8:15am 動物保護活動
またまたスタッフの方が登場してくださり、レジャーシート、まな板、ナイフ、バナナの皮、竹を準備しています。
準備ができたあたりで集合の号令がかかりました。動物保護活動という名の”動物のごはんを準備しよう”アクティビティが始まりました。
用意されたパパイヤやニンジン、芋などを小さくナイフで切ります。そして小さくしたフルーツをバナナの葉で上手に包みます。竹にも同じようにフルーツを入れて、竹の上部はバナナの葉で閉じます。フルーツ弁当の出来上がりです。
こうすることによって、動物が視覚ではなく嗅覚でご飯に辿り着き、中身を出す!という頭を使うらしい。
この後のディウォークが始まります。テントの広場の後ろにはクマがいます。
ここで係りの人が、私たちが作ったフルーツ弁当を檻内の所定の位置に置きました。その次にクマが出床から外へ出てきてくれます。
実際にクマに竹の筒からフルーツを食べるところを見ましたが、においを辿って、竹の筒をを見つけたクマ。その後、バリバリッと大きな音と共に竹の筒は縦に真っ二つに引き裂かれ、クマはフルーツを食べておりました。竹の筒って相当硬いですよね、クマも相当強いのだと実感。
クマのほかにもシカやカバを見たりとここでも60分くらい園内を歩きました。
11:00am アニマルショー
11時からアニマルショーが始まりますが、10:30にはスタッフに誘導されて私たちが着席しました。
確かに通常の来場者と合わさって満席状態でしたので、早めに座席確保したほうが良いです。
アニマルショーは面白く、笑いと拍手で終始賑わいがありました。
11:30pm 修了書受賞式
30分のショーが終わると、一般の方は席を外していきますが、キャンプ組は残るように言われます。このショーがあった場所で修了書の受賞式が始まります。
各修了書には名前が記載されており、代表者の名前が呼ばれたら家族単位で壇上にあがります。修了書を受賞して家族写真を撮りました。この時にお土産(Zooのノート、マスク)も貰えました。
最後に参加者全員で集合写真を撮りました。この写真はZoo Negara (zoonegara_malaysia) の公式インスタグラムで見つけることができます。
12:00pm 解散
最後に、2日目分の通常の動物園のチケットが配られます。動物園を再度ぐるっと回ってもいいし、パンダを見に行ってもOK。もちろん帰ってもOKです!
まとめ
初めてのガチなキャンプ!自分で色々と持ち込むアイテムが必要です。
箇条書きにしてみます。
- レジャーシート(厚手のもの)
- エアマットレスと枕
- ブランケット
- 卓上扇風機
- ポータブルテーブル
- ランタン
- ヘッドライト
- 虫よけスプレー
- 日焼け止めクリーム
- ビーチサンダル
- バスタオル
- 歯ブラシセット
- ドライシャンプー
- 着替え(予備含む)
- 水筒
- ふりかけ、補助食品(施設に要確認)
- トロリー
- モバイルバッテリー
- トイレットペーパー
こんな感じでしょうか。やはり荷物が多いです。 17.トロリー必要です。こういうの。
とてもいい経験になりました。特に息子は寝るギリギリまで、そして朝目覚めた瞬間からお友達と遊べたので大満足です。
私は初めてのキャンプでしたが、夫は経験があるそう。
12歳前後の時にインドのジャングルでキャンプをしたそうです。夏休みに参加したサマーキャンプの一環で。ジャングルはもっと床はごつごつだったし、水は貴重だから手は極力洗わない、そしてトイレは葉をトイレットペーパー代わりにしたと。夫の話はなんか次元が違いすぎて、返す言葉が出ず…
息子もいつかインドで体験するのでしょうか…