インド人と結婚した日本人妻、ウシです。インド人と結婚して驚いたシリーズ第５弾。
ブログを書いている2021年1月21日は絶賛ロックダウン中（２回目）でして、行動が制限されております。といってもプレスクールは開園しているなど、以前よりはゆるーい形です。
さて本題。ブログを読んでくれている皆様は時間とお金、どちらを重要視しますか？
私の場合、何か不便なことがあった場合、それを改善するためにお金で解決する事が多いです。インド人夫は真逆。不便だろうが、お金を極力使わない方法を最優先します。
先日こんな出来事がありました。（２回目のロックダウン、ギリギリ前です）
インド人夫Pちゃんのスマホが壊れた
水曜日の夜、突然不機嫌になりだした夫Pちゃん。スマホの電源が入らないそう。充電器にさしてもスマホは復活せず。
翌日、フル充電の状態でもやはりスマホは起動せず。もう修理に出すしかないですね。
価値観の違い１:半休をとっても修理にいかないインド人夫
木曜日の夕方、仕事から帰ってきてスマホは直った？と聞くと…
「Sonyショップ直接持って行きたいから、週末行く！」とのこと。PちゃんはSonyのスマホを使ってます。仕事でも自分のスマホを使うので、仕事に支障でるのでは…？なぜ、今日なぜ直しに行かないの…？
仕事で時間がないならSonyショップでなくて、近くにあるリペアショップに行けばいいのに。それは断固拒否。Sonyショップがいいらしいです。めんどくさいヤツ。
私だったら、半休とってでもスマホ直しに行くでしょう。マレーシアはショッピングモールの入り口、会社ビルのエントランスなどで追跡アプリを起動させないといけません。今や、スマホは自分自身の追跡証明も管理しているのでかなり重要。
でも行かないのね～。という事で金曜日も行きませんでした。
価値観の違い2:代替品を買わないインド人夫
やっと来ました週末。朝一でSonyショップが入ってる大型ショッピングモールへ出動していきました。私と息子はお留守番。こういう時は一人の方がサクサク動けますからね。
お昼過ぎに怒って帰ってきました。壊れたままのスマホを持って。はぁ～。一応理由を聞きました。
Sonyショップへ持って行ったら、夫が使っているタイプは旧式過ぎて、バッテリーパーツはもう製造していないと。なぜオリジナルのショップでも在庫がないんだと、その場で怒ったらしいです。
そのandroidなんですがね、新品で買った時点で、新型ではないのを買ったんですよね。２～３年型落ちしたヤツ。僕のキャラクター的にちょっと古い方がイイとか言っちゃって。
結局修理できないまま持って帰ってきました。直せないものはしょうがない。で、新しいのは買ったの？
えっ、何も買わずに帰ってきたの？！
この辺りで、もう会話したくなくなってきた。次は、自宅近くにあるリペアショップも持って行くと言ってます。
価値観の違い３:家族の物は自分の物
この時点でスマホが使えなくて３日目ですからね。連絡とれないし、私も日々の連絡が取れなくて不便、迷惑なんですが。
もっと迷惑なのが、私のスマホを使って30分以上親戚と話している事。この３日間の内に従兄弟がインドで婚姻届けを出しました。（結婚式は2021年12月に延期です。）婚姻届けを出すのに、本人達とその両親だけで小さなセレモニーを開いてました。
その本人達に連絡するのはいいんです。私もおめでとうと祝福をしたいです。が、そこから波及して叔父さん叔母さんに電話。自分の親に電話。おめでとうと一言言うのではなく、そこから新婚さんの住まいの話、お嫁さんの両親の事。私からしたら、その話は今じゃなくて良いじゃん！という感じ。
マジ迷惑。１時間くらい長話し。
最後は返して！電話中！の喧嘩です。いやいや、私のスマホだから。この自分の物の感覚も私達はズレます。
結局
最終的には日曜日、私の以前使っていたiPhone6を更にリペアショップに出しました。iPhone6は2016年～2018年使用してたのもの。容量不足とバッテリーがダメになったので買い替え。
それを引っ張り出してくる気力も凄いし、直そうとする気力も凄い。コストはRM150(5000円くらい）。確かに新しくスマホを買うより、かなり安く済みましたが。時間なのか、お金なのか、不便を不便と思わないのか。
彼の最優先はお金なのでしょう。
でも助言しました。次自分でスマホを買うのならiPhoneにしな！！！と。iPhoneならマレーシアでもインドでも日本でも直ぐに直せるからねと。
私が最新のiPhoneを買った時、最新機能なんて要らない、高すぎると散々バカにしてきたPちゃんですが、納得した様子。
説明→納得するのに時間のかかるインド人。
良いお灸になっただろうか…
