インドのお話

インド人夫はうるさい

インド人と結婚した日本人妻、ウシです。インド人と結婚して驚いたシリーズ第6弾。

現在マレーシアはロックダウン中で夫婦共働きなので、在宅勤務です。そこで驚いたのが、インド人の勤務スタイルと言いますか、騒音耐性があると言いますか、ハッキリ言うと【インド人うるさい】です。

リビングで電話

在宅で良く分かった事はインド人の通話の異常さ。まず、インド人の通話時間は長い。会社のボスに対しても、部下に対しても、友達に対しても1回の電話で30分くらい話してます。そして回数も多い。一日の中で、いつも誰かしらと話しています。たぶん、世界で一番電話を愛している国だと思う! 電話しているのはイイですが、なんで家族の集まるリビングルームで電話するのよ。

初めの頃は、誰かが電話していたら周囲は静かにしなきゃいけない、と日本人感覚を持っていたので配慮していたんですよね。

でもその時間が大半を占めるし、子供を長時間静かにさせるとかムリだよ!だんだんナゼ周囲の私が配慮しなきゃダメなんだ?という精神状態になってきまして…いや、ストレス爆発よ。

電話するなら、インド人夫が寝室なり、空いてる部屋に行って!という事になりました。今は電話は始まったら人差し指で「あっち行って」とやります。

本国インドの騒音

かなりうるさいのがインド。インドに行かれた方がいたら共感してくれるはず!

なんでだろう、環境がそうするのでしょうか。インド人夫、耳があまり良くない気がします。テレビのボリュームでよく揉めます。本国インドの音の環境を思い出してみます。

車のクラクション

インドに降り立って一番に気になったのは、車のクラクション。そこら中でクラクションが鳴ってます。「邪魔だ~!どけ~!」と怒っているわけではないんです。「これから追い越すよ。僕はココにいて、前に入れてもらうよ~」っという意味のクラクションを鳴らすのがインドの交通ルール。だからクラクションが止まる瞬間なんてありません。大型トラックには「Horn Please、追い越しOK、ホーンを鳴らしてね 」て書いてあるほど。(インドではクラクションはホーンHornといいます)

なのでインドで車で移動の時は一睡もしたことがありません。他にも、車と車スレスレじゃん!とか、ぶつかる~と思うヒヤリハット運転が多いのも理由かも。笑

家庭環境

家庭環境もあるのでしょうか。

おしゃべり好きな義父。私達がインドへ行っても、必ず誰かと電話しています。仕事の電話もあるでしょうが、友達の電話も多い模様。友達との電話の時は「今、息子夫婦と孫がインドに来ていてさぁ~」なんて会話が聞こえてきます。という割には、最終日に「時間があまり無かった、もっと遊びたかった」というので、電話の時間を割いたらいいんじゃないか…と思う日本人嫁。

もうひとつ挙げられるシーンは、食事中。私は食事中だったら電話は取らない派です。インド人夫は食事中も気にせず、電話を取りますね。短時間の電話かなと思い眺めていると、結局15分以上通話しているのも常です。義両親もそうだったので、この価値観の違いは家庭環境としかいいようがないのでは。

これは夫の両親だけではなく、大半のインドのご家庭がこんな感じです。お父さんだったり、お母さんだったり、必ず一人はおしゃべり好きがいます。いつも着信音が爆音でなってます。

打開策

そんなこんなで、電話が長いインド人夫を持つ日本人嫁は段々と強くなります。打開策として、通話中でも関係なく生活を送る事。通話中でも、関係なく話かける事。通話を待つ必要はない!と結論付けました。

例えば、ランチ間際に友達と長時間電話しているとしたら、「お昼ご飯何にする?」と普通に声かけます。「Grabで頼むけど、何がいい?」「これでいい?」と聞くと、案外答えがちゃんと返ってきます。返事が返って来ない時は、食事の準備はしません。

例えば、就寝時間が近づいているのに親戚と長時間電話しているならば、「もう通話は辞めて。寝る時間だよ」と相手にも聞こえる声で促します。文句を言ってきたら「今の最優先事項は息子の就寝時間を守る事」と言ってます。

まとめ

今回のブログは半分以上、愚痴ですね。読んで貰ってありがとうございます。

こんなにハッキリいう日本人嫁もいないと思いますが、これで全然気にしないインド人夫だから成り立っているのかと。

インド人嫁、強くなります。

ABOUT ME
ushi
マレーシア移住11年目、東京出身の30代後半。夫はインドのムンバイ出身。マレーシアで語学留学、マレーシアで就職&転職、マレーシアで妊娠出産、そして子育てをしている働くママです。
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