住み込みメイドさん

マレーシア 住み込みメイドさん7

こんにちは。2025年の年の瀬になってしまいました。
マレーシアのクアラルンプールに住んでいるウシです。 

ここ数か月でメイドさんに関して色々ありました。

簡単に我が家のメイドさんの詳細をおさらい。

  1. 名前:ロットちゃん(もちろんここで呼ぶのはニックネームです)
  2. 出身国:フィリピン人
  3. 年齢:41歳
  4. 彼女の子供:22歳と17歳でフィリピンで生活
  5. 経歴:ドバイで2家族、合計12年のメイドさん経験あり
  6. 言語:英語
  7. 宗教:カトリック
  8. 2024年1月から住み込みで働いてくれています

コロコロ話が変わるので、時系列で話していきます。

2025年10月3週目


2年間の契約まで5か月となったところで、一度話し合いをしました。延長するかどうか。

2年契約の満期が来ると、メイドさんは1か月の有給休暇が与えられます。この時メイドさんはフィリピンに帰ることが出来ます。もちろん飛行機代は雇用主持ちで。

マレーシアの私達は通常ですので、子供が学校があるし、私達両親は仕事があるし。となれば、祖父母に応援を頼まなければいけません。

私達はマレーシアという第三国に住んでいるので、日本から、もしくはインドから祖父母を呼ぶ/飛行機予約するといった手配が必要です。

という事で、かなり早い段階でしたが、延長するかどうかの意思を気軽な気持ちで聞く予定でた…

そしたら、なんと11月末で契約を終了させたいと打診してきました。理由を聞くと、香港からのオファーが来たので受けたいと。新しい雇用主は12月頭から開始してほしいと。

もう、寝耳に水でして。

確かに、香港はお給料が良いんです。フィリピンー香港間でのメイド協定でマレーシアよりお給料は1万5千円くらい高いのです。

それでも急でして、一度私達で検討させて欲しいと保留になりました。

2025年10月4週目平日

最初の打ち合わせから1週間後、再度打ち合わせを持ちました。夫は今よりRM400(一万円くらい)の昇給にて再オファー。

今度はメイドさん側で検討。

2025年10月4週目週末

その3日後、「やはり11月末ではなく、1月5日まで働けます」と。

この数日間でコロコロ変わるメイドさんの意見。

私は段々と信用を無くしていきました。そもそも契約解除をしようとする彼女に不信感を募らせていきます。

夫はここまで我が家に慣れてくれた、このメイドさんを手放す気はないようです。

しなしながら、雇い主に強制力はなく、メイドさんの辞職に従うしかないのが現状です。

私達側で早期契約解除についてエージェント側と相談する事となります。

2025年11月1週目

エージェントと相談をし、夫婦間で相談をし、打ち合わせに臨みます。

彼女としては1月5日で早期契約解除をしたい。

私達としては、彼女都合の早期契約解除になるので、ビザのキャンセル料と飛行機代はメイド持ちになることを告げました。

そしたら泣き出してしまって。

メイド:「もうすぐ満了なのに、なぜ飛行機代出してくれないんですかー」

私達:「いやいや、それなら何故契約満了してから、オファーを受けないのよ。」

それでも私達は、彼女に最後まで仕事をきっちりして欲しいので、

私達:「飛行機代の半分は、私達が持つよ」

メイド:「何で全額だしてくれないんですかー」

ホント、頭痛い。いやいや、契約って重いものだから。

最後はメイド:「エージェントに聞いてみます…」と。

2025年11月2週目

またその1週間後に打ち合わせしました。

この1週間のうちに、メイドがエージェントに飛行機代の件で連絡をとったようです。

その電話でこってり叱られた模様。エージェントからしても早期契約解除は、稀にみる例外で、そもそもエージェントの信頼問題にも関わってきます。

そして、それでも今の雇い主(私達)が半額の飛行機代を出してくれるなんてラッキーだ!と説得してくれました。

最終的には、以下で纏まりました。

1)飛行機代半分負担

2)クリスマス前に帰国(クリスマス周辺はインド帰省が入っていて、メイドは一人きりになるので、早めに帰ってほしかった)

2025年11月3週目

最終的に話が纏まった3日後…

メイド:「やっぱり契約満期まで働きたいです…」

もうなんなのよ。怒

理由を聞くと、早期で帰ると一か月給料が出ない月があることを理解した模様。

そしてメイドの妹さんが入院中で飛行機代も入院費に充てたいと。飛行機代は全部でRM400(一万二千円)なので、自己負担はRM200(六千円)の予定。この金額もセーブしたいらしい。

妹さんが入院なのは心配だが、ものすごい我が家を引っ掻き回したな…という印象。

私側は日本の実母にマレーシアに来てもらう段取りを立てていて、何回もスケジュール変更をしてもらっていたのよ。

繰り返しになりますが、雇用主側が解雇した場合はプラス1か月の給料を払わなければいけません。メイド側が契約解除したい場合は雇用主は受け入れなければなりません。

という事で、契約満期の1月中旬までこのメイドさんはマレーシアにいることとなりました。

今現在2025年12月

もう消化試合をしているような状況です。

もう彼女には新しい料理は教えていませんし、最低限の会話/業務連絡をしている状況です。

家の掃除はきっちりしてくれているので、そこは有難い。

彼女の最終日、笑顔でありがとう!と言えるよう、心を整えている段階であります。

今今のメイドの終了と同時に、私達は新たなメイドさんを迎える準備をしなくければなりません。(呼ぶための膨大な手続きが…)

年末にごたごた/ストレスがありましたが、2026年はポジティブに事を進めたいですね。

皆様、よいお年をお迎えください。

ABOUT ME
ushi
マレーシア移住11年目、東京出身の30代後半。夫はインドのムンバイ出身。マレーシアで語学留学、マレーシアで就職&転職、マレーシアで妊娠出産、そして子育てをしている働くママです。
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