こんにちは。マレーシアのクアラルンプールに住んでいるウシです。 2024年1月より住み込みメイドさんをフィリピンから雇っております。
簡単に我が家のメイドさんの詳細をおさらい。
- 名前:ロットちゃん(もちろんここで呼ぶのはニックネームです)
- 出身国:フィリピン人
- 年齢:40歳
- 彼女の子供:21歳と16歳でフィリピンで生活
- 経歴:ドバイで2家族、合計12年のメイドさん経験あり
- 言語:英語
- 宗教:カトリック
彼女と過ごして半年が過ぎました。私達の生活の変化、子供の対応、メイドの難しさ、なんかを話していきたいと思います。
家事
お掃除、洗濯はパーフェクトな我が家のメイドさん。
最初に説明したら、その後も何も言わずとも続けてくれています。名もなき家事という膨大かつ小さい事も進んでやってくれます。子供の靴あらいとか、アイロンとか、とても助かってます。
料理
お料理はまずまず…といったところでしょうか。ロットちゃんにお願いする料理が若干火が通りすぎなのです。
フィリピン料理ってあんまり有名ではないですよね。フィリピン人もマレーシア同様、外食が主流なのかな。それか食中毒予防に良く焼く文化?
例えばですが、ハンバーグを一緒に作って理解してもらい、試食してもらいました。その後日、彼女一人で作ってもらいました。出来上がったハンバーグは肉汁じゅわ~ではなく、ハンバーガーに入っているパティ(パテ)に近いハンバーグの出来上がりでした。
彼女の過去の経歴を聞いても、料理はしてこなかったよ、と。以前、従事していたアメリカンファミリーは、ほぼデリバリーだったと。
という事で、ゆっくり教えている最中です。改善の余地あり。
子供の対応
実は今悩んでいるところなんです。息子とロットちゃんの相性があまりよくない…
6歳児、言っていい事と悪い事が全てを判別できていない年頃。そして、悪い事を言われたときにサラッと聞き流せず、心に留めてしまうロットちゃん。
例えばですが、以下のような状態です。
- ロットちゃんが息子に話しかける
- 英語が聞き取れず、息子が「えっ?」と聞き返す
- ロットちゃんが大きな声で再度話す
- 怒られた!とか、喧嘩売られたか!のように聞こえ「英語でなんて言っているか、分からないよ」と大声で反論する
- ロットちゃんは「英語わからないって言われた、もう話したくない」泣
確かにロットちゃんの英語はフィリピン訛り+ちょっと文法も崩れているので、私も「?」という事があるんです。それでも大人は何とか第一言語が英語ではない同士、理解しようとするんですよね。
英語が第一言語の息子は「なんで大人なのに、英語を話せないんだろう」という単純な思考。
何度も息子には、世界には英語が話せない人は沢山いること。ママもパパもロットちゃんも、みーんな英語は第一言語ではなく、たくさん間違えてること。英語も訛りがあって、ちょっとずつ発音の仕方が違う事。そして聞こえ方が違う事。それをお互いが理解しようと努力している事。等を説明しているのですが、まだまだ6歳児には100%理解、自分と他人の出来ることの違いを許容するには難しいようです。
そんななか、明らかにロットちゃんの心も息子に向かっていない様子なので、夫婦+ロットちゃんで緊急面談。
彼女の胸の内を話してもらい、私達からも6歳児の判別力が乏しい事の反省をしていることを説明。最終的には”この1年で息子はもっと色んな事を理解できるようになるので、息子と仲良くなる事を諦めないでほしい”というお願いで話は終えました。
このままの関係性が悪化するようであれば、やはりメイドさんを変えることも一つの選択肢かと。やはり子供が最優先です。まだ半年、様子見といったところでしょうか。
まとめ
だんだんとメイドさんがいる善し悪しが分かってきたところです。
掃除、洗濯、洗い物など完璧にやってくれるので、私は息子の学校の宿題などに注力できるのはいい点です。
またよく気づいてくれる!私が彼女を呼ぶ前に「マダム、何しますか?」と。素晴らしい!このあたりの気づくセンスは彼女独自のものだと思います。
子供の対応に関しては、私達両親も色々と試行錯誤して、2人の距離を縮めていこうとしています。まだまだこれからです。