マレーシアで現地採用として働いているウシです。最近にやっと、マレーシアの年金制度EPFに外国人が加入出来る事を知ったので実際に手続きをしてみました。
再度申しますが、これは自分が勤めている会社に承諾を受ける必要があり、マレーシアの会社でマレーシアリンギットでお給料をもらっている人が限定になります。
とはいっても駐在員も該当しますので、ブログをご覧になってくれている駐在員の奥様も、夫さんに助言してみてはいかがでしょうか。
さて、今回の本題である申請編です。
KWSP
これが今回申請するEPFを管轄している名称になります。 KWSPとネット上で検索してみてください。
最終的には必要書類を持ってKWSPの事務所へ行って手続きする事になります。KWSPの事務所は数店ありますので、ご自身の会社の近くでしたらいいと存じます。
必要書類
- パスポートコピー(顔写真のあるページ)
- 就労ビザが張ってあるページのコピー
- 申請書(会社の代表者のサイン)2枚
申請書の一番下に会社の代表者のサインが必要です。私はマレー人の副社長(Deputy Managing Director )のサインをもらいました。
申請書には会社の登記番号やら、会社の住所(マレー表記)をしなければならないので、HRに応援を頼んでください。
書類の準備はこれだけ。
インターネットで事前受付
準備が出来たら、インターネットでKWSPへ行く日程を事前予約します。2週間先までの日程が選べ、訪問時間まで細かく指定します。
これは会社のHR(総務)にやって貰いました。というのも、HPが英語もあるんですが、受付予約のページに行くとマレー語表記しかなく…
名前やパスポート番号、emailアドレスを入力して、完了です。入力したemailにメールが届いているか確認してください。
当日
私はpetaling jaya事務所で手続きしました。ここはTAMAN JAYA駅に隣接しているので、行きやすいと思います。
目指すビルの正式名称はPJX HM Shah Tower。Amcorp の隣です。
まずは玄関で予約表と検温のチェック、あと追跡アプリで登録したかも確認されます。
中に入るとまず、受付で順番の番号を貰います。その時にも一度書類が全部あるかチェックされました。
事務所内は広々していて綺麗です。
そして追加でもう一枚書類を書くよう指示されます。記入台もボールペンもちゃんと用意されてますが、ペンは持って行ったほうが良さそうです。
書き終わるとすぐに番号が呼ばれ各カウンターへ行きます。
- 書類を提出
- スタッフが書類の内容をパソコンに入力
- 親指の指紋をスキャン
- 親指の指紋を朱肉(黒インク)で提出用紙に拇印
- 申請書2枚の内、1枚をくれます
完了するとすぐにメールが飛んできます。仮の暗証番号です。
その後、後ろのPCカウンターへ行くよう促され、KWSPのネット口座を開設します。仮パスワードから自分の指定するパスワードはココでやります。スタッフの人がつきっきりでやってくれますので、安心ください。
以上、全ての工程が完了しました。
到着してから30分以内で終わりました。マレーシアの行政機関で手続きすると何時間も待つイメージをしていたのですが、ここは早くて感動した!感動のレベルが低いのかもしれませんが、でも素晴らしい程早かったし、スタッフの皆さん親切でした。
会社に戻って
最初に会社の申請書を2枚用意したかと思いますが、手続きの終わった申請書を会社の総務に出して終了です。
その月か、その翌月からお給料の11%が天引きされているはずです。
まとめ
ペンとウェットティッシュは持って行ったほうがいいです。拇印のあと、小さなペーパー1枚し貰えないので汚れが落ちきれませんでした。
駅に隣接していますが、駐車場もあります。1時間5RMだったかな。私は30分だったので3RMでした。
スタッフの人は英語も出来ますので、安心ですよ。